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究極の技術介入AT機 スピンラック


 パチスロというものの起源を考えると、自然とスロットマシーンに

行き着くと思います。

 本場カジノのスロットマシーン製造会社の大手、IGTが満を持して

作り上げたパチスロ機、スピンラック。

残念ながら、パチスロの歴史の中ではそれほどの支持は得らたとは

言えない不幸な本機。 

 しかし、私の中では忘れることのできない斬新なアイデアたっぷりで

かなり夢中にさせられた名機中の名機。

 今回は、そんなスピンラックの魅力について語ってみたいと

思います。



 まずはシステムから


 基本的には、BIGとATでコインを増やすAT機。

しかし、そのATに独特のシステムがたっぷりと満載されてます。



  BIG確率

 設定1 1/431
 設定2 1/410
 設定3 1/390
 設定4 1/390
 設定5 1/390
 設定6 1/298




 まずは、このBIGを引くことから始めます。 

ここの時点ではまだ普通のAT機と一緒です。

 BIG後、約100Gまでの間、高確率状態になり

スピンラッシュ(SR)を引きやすくなります。

このへんもまだ普通のAT機と同じですね。

 ただ、これはあくまでも簡単に説明しただけで、実際はものすごい

複雑なものが絡み合って出玉を増やします。 このへんを詳しく

説明してみましょう。



 ATのシステム


 本機ATは、リール上にある2コマ絵柄の「SPIN LUCK」がどこかの

リールに現れたときに発動の権利を得られることがあります。

停止時にリールの右側にある4つのランプが点灯し始め、見事に

「SPIN LUCK」のランプが点灯すれば本機のAT、スピンラッシュ(SR)

が得られます。

 ただし、「SPIN LUCK」停止時に抽選しているというわけではなく

内部的に当選していることで、停止時に獲得という流れとなっていて

逆に言えば、当選していても「SPIN LUCK」を停止させなくては獲得

しないわけなので、なるべく目押しをして発動を早めなくてはいけない

という、ちょっと厄介なシステム。



 異色のスピンボタン


 本機は、ATであるスピンラッシュを獲得しても、すぐにATが

始まるというわけではありません。

 台の左側についているスピンボタンを押すことによって、好きな

時に任意でSRを発動させることができます

 実はこれが本機の魅力でもあるんですよね。

スピンボタンを押すと台上にある大きなルーレットが回転し始めます。

このルーレットで止まった数字の枚数がSRによって得られるという

システムとなっていて、本場カジノの雰囲気を味わうことができます。



 なぜならば、最高獲得枚数はなんと7777枚!!



 まあ、さすがにこれは出ないにしても、ここでは3桁以上の数字が

出ることを祈ります。

 そして、これもAT機として異色なのですが、SRの権利を5個まで

ストックすることができます


左側にある保留ランプにより、いくつストックしているか分かります。

 最初は、この保留システムがなんのために存在するのか意味が

分かりませんでした。

しかし、本機を理解することにより、この保留システムがスピンラック

というスロットマシーンの本来の姿を現しているといっても

過言ではありません。 こちらの説明は後ほど・・・



 ATの獲得枚数


 本機のATは、普通のATに採用されている、決められたゲーム数

ではなく、獲得枚数を得られるまで続くシステムです。



    配当

   20枚
   30枚
   50枚
   77枚
  100枚
  333枚
  555枚
  777枚
 1000枚
 7777枚



 スピンボタンによりAT発動、以上の数字停止時にSRが

始まります。

 このとき、リール左に配当である数字と今現在の獲得枚数の

2つの数字が表示されます。

AT対象小役の10枚役により配当分を獲得するまでATは続きます。



 これがちょっとだけ複雑で、例えば20枚配当だとして19枚まで

獲得したとします。

この場合、まだ獲得枚数を取り切っていないのでまだATは

終わりません。

 次のATにて10枚の獲得にて、トータル26枚の獲得

(3BET引かれる)となります。

 ようするに、オーバー分はちょっとお得なわけですね。



 まあ、こんな感じでコインを増やしていくのがスピンラックの

基本的な部分ですね。 しかし、あくまでも基本です。

スペック好きの方は最後までついてきて下さいね。



 スピンラッシュ抽選方式

 ・通常時


 設定1   1/712
 設定2   1/682
 設定3   1/668
 設定4   1/630
 設定5   1/565
 設定6   1/528



 通常時には以上の確率にて抽選しています。

しかし、これは連チャンするわけではないので、あくまでオマケです。



 ・BIG終了時

 内部的に必ずラッシュ1個はついてきます。

BIG後はATに必ず入るので、引けばとりあえず1回はルーレットで

ドキドキできるというわけです。



 ・高確率時

 BIG終了時、2つのテーブルにより高確率ゲーム数と高確率時

当選確率それぞれ抽選します。



  高確率ゲーム数 1 ~ 100G

 高確率時当選確率 1/2 ~ 1/40




 この2つのテーブルで、仮に100G、1/2が選ばれたとしたら

どうなると思います?



 それはもうお祭りです。 脳汁出まくりです。 笑



 ラッシュ当選しまくって、ストックが追いつかない状態に

なりますね。 これが本機の魅力でもあります。

 基本的には、BIG後はラッシュを無駄にしないために保留を

空けておきながら高確率時&AT中を消化します。

 フル満タンのときにラッシュが当選しても消滅してしまいます。

この管理が実はとても厄介。 訳は後ほど。



 基本的には、以上のようにSRを獲得し、BIGと絡めて

コインを増やしていくというゲーム性ですね。

ラッシュで一発大きい当たりを引くもよし、小さいラッシュを数多く

獲得し、それを繋ぎながらBIGを引き、そのループで増やすもよし。

出玉に繋がる展開はたくさんあると思います。

 そういう意味では、一般的なAT機と同じなのですが ・ ・ ・



 裏技


 実は、スピンラックを面白くしている一番の原因は裏技にあると

いっても過言ではないでしょう。

 というより、実はこれがゲーム性のメインなんじゃないか?

と思うほど、とてもよく考えられています。



 BIG中、小役ゲームを30G完走させることにより、

ラッシュが1個必ずもらえます。

完走というのがミソで、30G目にジャックインでもOK。

これを成功させれば、もともとのBIG後の1個をあわせて最低でも

2個のラッシュが確定。 しかし、リプレイはずしはビタです。

30Gに近づくにしたがって緊張しまくりです。

 失敗したら残念。。。 ただのBIG獲得損ということに。。。



 そしてこっちが本命。 獲得枚数ぴったり賞


 獲得枚数が、333、555、777枚ぴったりで終わらせることに

よってラッシュが1個もらえます。

 そして、このもらえたラッシュが問題で、高確率で3桁以上の

ATなんです!

 例えば、333枚獲得によって、再び333枚。 

そして、さらに555枚。と、高獲得枚数のATの連鎖が可能です。



 しかし、そう簡単にはこの権利はもらえません。

例えば、先ほど言った333枚。 これ、ぴったり333枚で

終わることがすご~く難しいのです。

 なぜならば、AT役は10枚です。 これでぴったり終わることを

複雑にさせています。

 3枚BETで10枚獲得ということで、1ゲーム7枚獲得が基本。

途中、ベル(4枚役)やスイカ(8枚役)も現れたりと、ぴったりで

終わるには運が必要です。



 そこで、どうにか無理やりぴったりに終わらせるには、

小役(ATも)をわざと取りこぼして獲得枚数の調整をします。

 しかし、ここでも問題が。

ラッシュの獲得枚数は取りこぼしても、獲得したとみなされます。

例えば、333枚の時にAT役の10枚をこぼせば、このAT継続は

333枚以下となってしまいます。



 では、どうするかというと、AT中にATを発動させて獲得枚数の

上乗せを無理やり行ないます。
 笑



 基本的には、ATは獲得枚数20枚が出ることが多いので、

ぴったり賞を取るために、あえてSRを捨てるという選択です。

実際、途中で様々な獲得状況が生まれるので、常にAT中は

頭の中でスーパーコンピューターがグルグル回転しています。 笑

 また、ぴったり賞を狙わないのであれば、ラッシュをわざと1個ずつ

小出しにして、獲得枚数オーバー分を稼ぎます。



 もちろん、上乗せさせても上手くいかないことは日常茶飯事。

ぴったり賞狙いの上乗せは、半分ギャンブルそのもの。

順調に消化すればぴったり賞取れるという状況に無理やりできたと

しても、不意の小役で台無し。。。 

 なんてこともありえるので、ぴったり賞までの道のりは遠いです。

しかし、取れたときの喜びもまた格別。 脳汁垂れ流し状態。 笑



 BIGボーナス、高確率中、ラッシュストック数、AT獲得枚数、

これらの状況がを踏まえて、どう消化するのが今の時点でベストなのか

を迫られる快感。


 これが、スピンラックの最大の魅力といえると思います。



 最初は、なんでATをストックできるのかが理解できませんでした。

小出しにした方が、枚数は稼げるので上乗せさせる(AT中に発動)

意味が無いと思ったからです。

 しかし、良い意味で裏切られました。

この上乗せシステムがあるからこそ、スピンラックの深いゲーム性が

生きているのだと思い知らされました。

 そして、BIG中の完走などのビタはずしにより、BIG終了まで

一時たりとも気を緩められません。

 本当に良く考えられてるなぁと関心したのを忘れられません。



 ベストデザイン賞


 ゲーム性もさることながら、このスピンラックを盛り上げる

最高のルーレット。 これがなくてはスピンラックは語れません。

 筐体から溢れる、本場カジノを思わせるスロットマシーンの雰囲気。

その中でもとくにルーレットは本当に良くできています。

 ラッシュを発動させるスピンボタン。

これにより、自分で回すことができるルーレット。 このルーレットの

回る時の「ギッギッギッギギ」といった、本物を思わせるリアルな音。

 なにが出るのか分からないルーレットのドキドキ感は、他のAT機

にはない、スピンラックならではの演出だと思います。



 ボタンを押したときに出る、「スピ~ンラァ~クっ」の

ディーラーの声、BIG中やAT中の音楽など、随所にカジノの

雰囲気を感じさせる細かい配慮に、さすが本場のスロットマシーンを

作っているメーカーだなぁと、一発でIGTのファンになって

しまいました。



 しかし、本機は残念ながらヒットしたとは言えない不遇台。

ヒットしなかった理由もなんとなく分かります。

 まず、通常時がBIG待ちの退屈な展開になりがちという点。

AT機なので、このBIG自体確率は低く、通常時は特に盛り上げる

演出もないので、退屈なのはしょうがないとも思うのすが。。。

せめてREGがあればもう少し通常時がマシになったような。



 そしてこれが一番の理由だとは思うのですが、ラッシュのほとんどが

2桁(20、30、50、77)のATで、なかなか爆発の機会が

得られにくいという点かなぁと。

 本機は、最高で7777枚のATということで、かなり射幸心を

煽っているのでなかなかチャンスを得られず、2桁ATが連発すると

かなりガッカリ感が強いんですよね。

これはしょうがないといえばしょうがないんですけどね。



 あと、ラッシュのシステムが独特で、ボタンを押さないと発動しない

ということで、分からないお客さんがラッシュをストックしたまま

やめてしまうということも多かったようです。

 この辺は、もう少し打ち手に分かるようなシステムにするべき

だったのではないかと思います。



 とまあ、短所もあるわけですがそれを差し引いてもあまりある魅力が

本機にはぎっしり詰まっていると思います。

当時、AT機全盛の中、各社独自の色を出すために様々なAT機が

登場しました。

 そんな中でも、スピンラックは独特の雰囲気とゲーム性、そして出玉

性能を持っていたと思います。 私の中では、間違いなく名機です。

いつか必ず筐体を買いたいと本気で思ってます。



 IGTの開発の方に言いたいです。

他のメーカーには無い独特のIGT色を大切に、これからも

がんばってください。 と ・ ・ ・



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テーマ : パチンコ・スロット
ジャンル : ギャンブル

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