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静かな警鐘



 今回はお店について感じる事を少し書いてみようかなと思います。
barの方をさせていただくようになり、もうすぐ3年が経とうと
しています。
でも、正直なところを言うと、採算の方は取れているとは言えない。
赤字は免れているが、コレ一本で飯を喰って行けるかと言えば
厳しいでしょう。

 元々、自分がお店をやってみたいと思った頃は、4号機全盛期で
ホールは日も暮れる頃には満員御礼が珍しくは無かった。
当時知り合った人たちは皆、スロットの事を語り出したら目を輝か
せて何時間でも話すことが出来た。もちろん自分もその一人だった。
そんなスロット好きが集まれる飲み屋があったら。
そんな想いをコンセプトにしたのが、今の自分のお店の原型だった。
こんな時代が来るなんて、全く想像すらしていなかった時代だ。

今のスロットの状況はと言えばご覧の通り。
最近ようやく面白い機械が出てき始めて最悪期は越えたような感じ
ではあるけれど、やはり当時のように熱狂的にスロットが好きだ
という層は当時に比べればだいぶ少ない。

4号機の時代というのはバブルであったと認識している。
出玉性能に関しては、ミリオンゴッドによって行き着くところまで
タッチしてしまった。本当に1日で100万勝ててしまう時代だった。
でも、当時熱狂していた理由は、出玉性能だけでは無かったと思う。
ゲーム性が本当に豊かな時代でもあった。

今はその時代の代償として、規制が厳しくなかなか面白い機種が
出てきにくい状況だ。
当時を知らない世代の打ち手も沢山居ると思う。
スロットの面白さって何なのだろう?
4号機時代を知っているがゆえに、振り返って考えてしまいガチだ。


 ◇ ◇ ◇ ◇


自分にとって、スロットの楽しさは「成長」だった。
最初は、ただ単に7を揃えられるようになっただけで嬉しかった。
時代から技術介入を覚え、小役を取りきることやジャックインを外せる
ようになると、そこからリール制御というモノの奥深さに触れる事が
できた。

技術介入から今度は知識介入へ。
解析値から、設定差のある数値を見抜き、設定推測や設定判別によって
スロットでも生活出来るくらい勝つことができると言うことを知った。
数字との戦いから、徐々にスロットにおける内規や機械の仕組みも
同時に覚えて行った。

勝ちに拘る事と同時に、そのスロットの持つ魅力にもハマって行く。
機種の持つコンセプト、絵柄や筐体のデザイン、音楽などの練り込まれ
具合には、勝ち負けを忘れて感動したのを覚えている。
今思えば当時のスロットは、エンターテイメントが確立していたと
言い切れると思う。
確率やコンセプトが織り成すドラマチックさは、今の機種には絶対に
勝つことができない。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 スロットに対する思い入れは人それぞれにあると思う。
ただ一つ言えるのは、自分のお店に来てくれるお客さんというのは
やはりスロットが本当に好きな人が多い。
ありがたいことに、気に入ってくれたお客さんはトコトン気に入って
くれるというのがウチのお店の特徴だ。
遠い他県からわざわざ泊まり覚悟で来店してくれると、やはり営業を
続けている事の存在意義を感じるし、素直に嬉しいものです。
利益が出ずともお店をたたまないのは、そういう理由でもあったりする
のです。

ただ、そんな自分の立場から思うのは、やはり今の業界の状況と言う
のは相当に厳しいのだと言うこと。
それだけ好きなお客さんの層の人達が、徐々に打つのを辞めてしまって
いく様を見て本当に悲しく思う。
見たくは無い厳しい現実を目の当たりにする立場でもある。

業界の発展、誰にも愛される面白い機種が数多く出てきて欲しいという
想いは、けして偽善的に書いているのではないということは、わかって
いただきたい。
まだ繁盛しているホールさんも多数あるので、まだ厳しさを肌で実感
出来ている人は、業界関係者以外の方にはあまり居ないのかもしれない。
でも、本当に好きな人達が辞めて行っているという現状は、実はかなり
危険な状況であり、警鐘と感じずにはいられないのです。

一個人のブログで、こんな事を語るのはどうかとも思いますが、
雑感として残していくのもブログの役割。
今思う事を正直に文章に残しておこうと思います。



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